宝塚ぱんだ団〜2人の子ぱんだとヅカ好きぱんだ団長〜

北国の片隅から宝塚への愛を叫んだり、潰瘍性大腸炎の幼稚園児と食物アレルギーの気配の0歳児とのてんやわんやを綴ったりします

ロマノフたちの黄昏を見て黄昏る【BSプレミアム】

『神々の土地/クラシカル ビジュー』の放送がありましたね。

録画して、何度も見てます。

 

特に『神々の土地』を時間を見つけては少しずつ繰り返し視聴。ぱんだ団長的ウエクミ先生作品好きランキング暫定1位かもです。

『月雲の皇子』と迷いますけど。

 

東京千秋楽のライブビューイングを観に行ってから、もう4ヶ月くらいたつなんて…早い。歳取ると、本当に早いわぁ。

 

今巷は春の気配ですが、見に行った11月19日は帰り道雪になっていました。

ロシアの匂いがした気がしたなぁ。

 

その時の感想はこちら↓ 

tugarianpanda.hatenablog.com

 

 

確かスカステの番組内で、まぁ様(朝夏まなと)と風馬のかける君が、この作品のお稽古期間は夏真っ盛りだったから、ロシアの寒さがピンとこなくて、冷凍庫に顔を突っ込んで寒さをイメージした…というようなことを話していました。

 

この映像の収録日も9月15日だそうなので、まだ宝塚は暑いころですよね。

でもそんなこと感じさせない圧倒的ロシアの冬感が漂っていました。

 

しかしNHKのカメラって、アップが好きですねぇ。

すでに映画館で映像を見ているせいもあり今回は特に違いを感じました。

顔のアップが続くと、ドラマとか映画でも見てるみたいです。

特にうららちゃん(伶美うらら)は、アップで見てもたいそう美しいので、外国の映画女優さんみたいでした。

歌わないしね…

 

独特のカメラアングル、これはこれでいいんですがね。

一箇所そこはちーがーうだーろー!

と思った場面が。

あれですよ。真風氏演じるフェリックスが、まぁ様演じるドミトリーをラスプーチン暗殺そしてクーデター計画に誘うため、

近寄って耳元で言葉をかけ、

そっと手を握る

その手が全く映されてなかった!

そこ大事じゃない?

 

それとも大劇場のときは握ってなかったの?

映っていなかったので、それもわからないです。

フェリックスがドミトリーに対して抱いている好意、仲間に入れたい、この人と共にロシアを立て直し君臨したい…そんな「絡めとりたい」感が表れていると思うのです。

見せて欲しかったなー。

 

そんなフェリックス。とりあえずこの真風フェリックスがいい。いいのです。

色気むんむん男前なのに、「ママ」とか言っちゃうし、

皇帝一家を見限ってるのに、血友病の皇太子が怪我をしたとき、真っ先に気づいて肩を貸したり、

ドミトリーとイリナが2人きりで真剣に話していると、大抵ひょっこり現れて邪魔したり。

 

真風くんの良さが存分に引き出されている役だと思います。

 

 

それでは突然ですが、ぱんだ団長の

『神々の土地』NHKバージョン

このシーンが好き!

ベスト5の発表です!!

(本当に突然)

 

 

第5位

ドミトリーとイリナの別れの場面で、「我が麗しのイレーネ」と言って去っていくドミトリーの背中を微笑みながら見つめるイリナが「イリナよ」と声をかけたときに流れ落ちる涙!

 

はい。こまかーい。

5位から早速先が思いやられる細かさですね。

でもこの涙ね。よくとらえてくださいましたよカメラマンさん。

声や表情は全く悲しそうじゃないのに、ただツゥーっとね。美しい涙が落ちるのです。

アップ有り難い。美しい人の美しい涙。

それとここのシーンのうららちゃんの衣装メーテルみたいでかわいいです。

 

第4位

任官式の場面で、大階段から銀橋に出て踊った後の最後のポーズのあき様(澄輝さやと)の横顔。

宙組男役に軍服着せて大階段で踊らせただけでも、なんだよ!もう!好き!って感じなのに。

銀橋に並んだ上、何そのカッコいいポーズ。片膝ついちゃったの?かっこよ過ぎか。

みんな同じポーズですが、大好きなあっきーが、まぁ様の隣でしっかり映っていているので画面に穴開くほど見てます。

 

第3位

酒場でラッダ(瀬音りさちゃん)がかっこよく歌う場面で、コンスタンチン(あっきー)の方に向かってラッダが歌いかけたときの、嬉しそうなあっきーの顔!

はい。またあっきーの顔ですよ。でもいい表情映ってんですよ。あんな顔されたらバラの花なんてもらわなくてもほだされちゃう。

しかもありさちゃんの歌声好きなので、繰り返し見てしまう場面です。

 

続きまして第2位と第1位は、

どちらもラストの幻想的なエピローグの場面です。

まぁ様が笑顔で立ち去った後、

ロシア風の急き立てられるような曲が始まり、ずんちゃん(桜木みなと)が影ソロで歌う中、登場人物たちが足早に行き過ぎるこのエピローグは何度見ても飽きない大好きな場面です。

 

その中から、

第2位

彼女の頑なさが悲劇を招いてしまったとも言える皇后アレクサンドラ(りんきら)が、妹であるイリナを呼び止め、初めて気負いのない笑顔を見せて二人嬉しそうに語らう一瞬。

ここは団長の最大の泣きポイントです。実際にこんな風にいつでも語り合えていたなら…そんなことを考えてしまいます。

 

そしてそして栄えある?

第1位

曲に合わせて軽いステップを踏みながら、

後ろ向いて女性陣を誘導する真風フェリックスです。

1位がそこかよ!でも好きなの!

 

 

お話の中では他にたくさん好きな場面がありますが、

今回のNHK映像での、好きなポイントをあげてみました。

 

周りに宝塚好きがいないので、このウザい思いを書き連ねてしまいましたが、

『神々の土地』は、宝塚に特に興味のない男性でも抵抗なく見てもらえる気がして…

夫に見せてみたい。

でもどうだろう…

布教活動したことがないので、自信がないです。

 

一人で楽しむのはいいけど、たまには誰かと感動を分かち合いたくなります。

 

娘を仲間に育て上げるしかないかな。

プリキュア からの宝塚へ誘導…

 

いずれ無理強いは嫌なので、やっぱりしばらくはぼっち鑑賞ですね。