俺とお前のシークレットクルーズ〜駄々っ子ボイジャー召喚の呪文
雪組全国ツアー千秋楽の模様が放送されましたー。
終わっちゃったんですねぇ。
全ツの発表があってから千秋楽まであっという間だったなぁ。
会場のニトリ文化ホールは今年取り壊しちゃうんですね。行ったこともないのに、よく全国ツアーの千秋楽の映像で見るからなんだかさみしい気持ちになりました。
さて、遡ってしまいますが北上で観劇した感想の続きです。
『SUPER VOYAGER!』
何かもう本当に楽しかったんですけど、キャー!わぁ!てしてるうちに終わってしまいました。
アレハマボロシ?
ポンポンはちゃんと買いまして
やる気満々で臨みました!
(買ってる人、持ってきてる人がほとんどでした。みんなやる気満々!)
だがしかし!ポンポンを使う最初の客席降りの時近くにあやなちゃん(綾凰華)が来てくれて、すっかり舞い上がってしまい、まともに踊れませんでした…
本当にねもう
自分でもビックリするくらい
「キャー!!」
という黄色い声が出まして。
出るんだねぇ。いくつになっても黄色い声ってやつは。
それでも必死にポンポンフリフリはしましたよ。
(かわいそうなポンポンは帰宅後我が家の子供達がしっかり遊びに活用しています。)
そんなぱんだ団長の席は結構後ろの方だったんですが、
ちょうど客席降りでやってくる先頭の人が立ち止まる辺りだっので、
ギリギリいい席だった!と思います。
あとの2回の客席降りはどちらも先頭がひらめちゃん(朝月希和)で、ひらめちゃんも嬉しいけど、どっちか違う人だったらもっと良いのに〜とわがままなこともチラッと思ったり。
でも本当に楽し嬉しでした。
客席降りって映像で見るとふーんくらいの印象しかなく、特別楽しくないというか…
場合によっては夢の世界から引き戻されちゃう感じがして嫌だと思ったりするんですが(お芝居だと特に)
実際に味わうと本当に
たっのしいよね!
生もんだね客席降りは。
近くに来てくれた人の対応によっては
しばらく余韻に浸ってしまうくらい鮮烈。
俄然好きになっちゃいます。
以前宙組の全国ツアーのとき、結乃かなりちゃんが通り過ぎる一瞬なのにこっち見て優しく微笑んでくれたので落ちました。
あの子はええ子や(団長はチョロい)
今回は立ち位置的に本当に近くだったこともあり、あやなちゃんに落ちましたよ。
その後も舞台に出てくるたび乙女ポーズして目で追ってしまいました。
(本当にチョロい)
特に第3章 OCEANの場面で、眞ノ宮くんと2人で前に出てくるところかっこよかったです!
ポジション的にひとこちゃん(永久輝せあ)のとこに入ってるんですよね。衣装も同じ濃いピンクノスーツ。
ひとこあやなひとこあやな…あぁなんてときめきの呪文。
久々の観劇だし、後ろの方だったので、
ちゃんとオペラグラス持っていったんですが…
20年以上前のものだからか
それともピント調節が下手なのか
ちょっとボヤけて見えましてね。
特にショーで望海さんを見ると、
なんかピカピカしたセットとキラキラの衣装にライトがバッチリ当たって反射して、
もう眩しすぎてほぼお姿が見えないという悲劇が発生。
狭い会場だし、オペラなくてよいかもと目をかっぴらいて見てきました。
ともかく楽しかったです。
楽しくてちょっと涙出てた。
人って楽しくっても泣くんだなって頭の片隅の冷静な団長がつぶやいてました。
ショーのアドリブは、
望海さんが、
「展勝地!鬼剣舞!北上コロッケ!!」
と言ってたと思います。
北上コロッケはついに展勝地(みちのく三大さくらの名所)と鬼剣舞(重要無形民俗文化財)に肩を並べるまでになったのですね。
しかし合間合間にググってるのかしら。
各地の名産やら観光地やら文化財やら…
毎度大変だろうなぁ。
ありがとうのぞ様だいもん様。
カーテンコールの挨拶では
北上川に鯉のぼりがかかっているのを見て、鯉のぼり大好きだから…
というお話しをされていました。
川をまたいでたくさん並ぶやつですね。
映像でしか見たことないけど、あれを雪組御一行様がご覧になったのかと思うと、私も鯉のぼり好きになりそうです。
スカステのニュースで流れた千秋楽の挨拶では桜前線を追い越してしまったとおっしゃってました。北海道はこれからでしょうか。
ちなみに先ほど北上展勝地の桜情報を見たところ、
「けっこう咲いた」
という非常にフランクな物言いで書いてありましたよ。
友達か。
しかもなんだろう「けっこう」って。
何分咲きとかじゃないんだね。
個人の意見です!っていうことかしら。
そんなこんなの全国ツアーでしたが、
地方で宝塚見て毎回思うことは、
大劇場に行きたい!
ということ。
どうしてもね、場面転換の時ドッタンバッタン聞こえるし、
音響がなんか閉じ込められてるみたいな音するし、
しみじみ宝塚の舞台って良い環境なんだなぁと思います。
生オケはいいですよねぇ。
でも北上さくらホール自体はとっても綺麗な会場で、気持ちよく観劇できます。
楽屋とかも綺麗だといいなぁ。
いい気持ちで舞台に立ってくださってたら嬉しいなぁ。
そういえば、あの日休憩時間にロビー的なところのソファで持参したどら焼きを食べたんです。
(お腹減って鳴ると嫌だからいつも休憩時間は何かしら食べます。お腹弱いので買い食いはハイリスクなため、事前に食べ慣れたお菓子かなんかを用意します。)
そのどら焼きを食べ終わったすぐ後くらいに隣に上品な感じのおば様がやってきて、
突然「1つ食べてくれません?」と言ってワッフル的なものを差し出して下さったんです。
おそらく売店で買った2個入りのもの。
えっ…?
と固まりながら軽く遠慮したものの、結局受け取ってしまって、もぐもぐ食べることに。
何してるんだ私は…お腹減ってる顔でもしてんのか?と思いながらひたすらもぐもぐ。
チーズ入りでした。(無駄な報告)
食べ終わって改めてお礼を言って席に戻りました。
こんな風に全く見ず知らずの人から食べ物を渡されて、それを食べるなんて普段はありえないですが、
なんかあの劇場の空間だとみんな仲間☆
みたいな気持ちになって、話しかけられてもそんなに違和感なく受け入れちゃうんですよね。
どら焼きの後のワッフルはなかなかの満腹感を運んできましたが、
でもなんだかほっこりとあったかい気持ちになる出来事でした。
海を見たら俺とお前のシークレットクルーズと目をつぶって三回唱えると、
ギュって抱きしめてもらえるかもしれないらしいので(千秋楽挨拶より)
辛いことがあったら海が見えなくても、唱えちゃおうかなと思います。
真彩ちゃんの「あーい!」も生で聞けて感動。
華やかでショーが似合う人だなと思います。
真彩ちゃんがプロローグで登場したとき、後ろの席から「かわいいー」と声が聞こえてきて、私も確かにかわい〜と思いました。
ここの場面の髪型大劇場の時と変えていたのかな。今回の方が似合っていると思いました。
娘役トップさんの場合
学年の離れたトップさんに引っ張られるようにグングン成長していく姿を見られる
という楽しみがあります。
技術が上がる、見た目もどんどん綺麗になっていく…そんな子を見てると、なるべくしてなったんだなと嬉しくなるものです。
真彩ちゃんもまさに成長期って感じで、いいねいいねと思って見てました。