宝塚ぱんだ団〜2人の子ぱんだとヅカ好きぱんだ団長〜

北国の片隅から宝塚への愛を叫んだり、潰瘍性大腸炎の幼稚園児と食物アレルギーの気配の0歳児とのてんやわんやを綴ったりします

あかねさす紫の花〜紫草は絶滅危惧種〜

紫草って今では絶滅危惧種なんだそうですね。

あの頃(飛鳥時代)は

あんなにたくさん咲いて

馬で走ってきた人の衣服にも花びらついちゃってるくらいだった(であろう)のに。

 

 

はいそうです!

『あかねさす紫の花』Bパターンを視聴しまし

た!

あーかねぇさすぅーうです!

 

 

 

とりあえず

 

 

 

Aパターンが早く見たい!

 

です。

 

Bパターンがよくないという意味ではなく、

単純に見比べたい気持ちが

むくむくと湧いて止まらないです。

 

 

だって好きなんですよ『あかねさす紫の花』

 

歌がいいですよねぇ。

イントロクイズしたら1音目でわかると思う!

でも反射神経が落ち着き払いぎみだから早押しで負けて結果答えられなそうだけど

 

でもそれくらい好き。

シングルCD(若者にはわかるまい)もってたなー。

パキッと割らないで細長いまま持ってたわー

 

 

お話も好きすぎて百人一首の本何冊も買ったことあります。

で本はあるけど「あかねさすー」と「紫のー」の歌の辺りに関して意外読んでないという。

 

もっと正確に言うと

読もうとすると誘われる(眠りに)ため進まないんですね。

(数学の問題では常時この現象が起きます)

 

でも好き。

古代好き。

『あかねさすー』で古代好きになりーの

漫画『天上の虹』借りて少し読みーの

大学で日本古代史の授業最前列で聞きーの

特講まで取りーの

古墳に萌えーの

トツギーノ(古っ)です。

 

 

私の脳内は95年の雪組版(大海人:一路真輝、中大兄:高嶺ふぶき、天比古:轟悠パターン)

が基本バージョンなので、

とりあえずそこと比べながら見てしまうわけですが、

 

あちらは大海人が主人公だったので色々と演出が違うのが面白かったです。

 

特にれいちゃん(柚香れい)大海人が額田や娘の十市と再会した後、

込み上げる思いを一人歌いだした場面で、

主題歌を歌うれいちゃんの後ろから、

すんごい衣装を身につけた明日海中大兄様が歌いつつせり上がってくるところは衝撃でした。

 

 

最強の歌補強キター!

と思っちゃいました。

一瞬よ?

 

前の花組中大兄主人公バージョンでもあったシーンらしいですね。

 

 

れいちゃんは歌が…

とよく言われてますが、

私は意外と平気かもしれないです。

 

映像で見る限りの感想だし、

真ん中立ったら歌う量がそれまでの比ではなく多くなるわけだから、もっと露呈しちゃうだろうし、

今も実際決してうまくはないとは思います。

 

でも声質的に聞けるなぁと。

歌が比較的上手いと言われる方でも

声の出し方が苦しそうだと私はちょっと聞きづらいんですが、

そういう意味でれいちゃんは大丈夫です。

うまいに越したことないけどね。

 

あと芝居がいいというか

雰囲気がいいというか

れいちゃんの男役は素敵に見えますね。

 

顔立ち的にはそんなに好みではないんですが、舞台姿を見ると、素敵!といつも思います。

やっぱり声のせいもあるのかな。台詞の声の出し方が優しい気がします。

 

誠実な大海人ぶり素敵でした。

 

 

ちょっと話がれいちゃんの(声の)話にズレてしまいましたが、

 

今回版で一番前の時と違って見えたのは

天比古!かな。

 

初めて天比古という人物が素敵に見えたというか、

感情移入できたというか、

キモく感じなかったというか…

 

ちなつさん(鳳月杏)の魅力のなせる技?

はじめの方にある

額田郷で額田と話す子供の頃の場面も、

幼すぎないしアホっぽくないし将来が楽しみな

青年っていう感じで

(額田15歳と同じくらいの年頃なら実際そんなに子供ではないはずだし)

 

額田に夢を見過ぎて

堕ちていく様子も、

可愛そうというか応援したくなるというか

小月の気持ちわかるわー

本当後生だから忘れておくれよー

もったいないよー

と思いながら見てしまいました。

 

 

天比古と小月のやりとりは微妙に昔のと違ってましたね。

額田が結婚したから落ち込んだんじゃなくて子供産んだからだーみたいな

結婚したら子供が生まれる、当たり前じゃないかーみたいな?

 

ニュアンスですがそういう言い回しなかったと思うので、

何もそこまでご丁寧に言っていただかなくてもこっちで感じ取りますからー

と言いたくなる台詞でした。

 

大野先生が手を加えたのか、柴田先生がなおしたのか、いつから加わった台詞なのかわかりませんが。

 

額田郷の場面でも中大兄が額田に

「お乳のにおいがする」的なことを言っていたと思いますが、

昔のは「オシメのにおいがする」だったような?

これはまぁどっちがいいとかはないですが、

どちらかといえば昔版の方が不愉快で、

額田があれだけ怒る流れに合ってるかな…と思います。

 

 

額田のゆきちゃん(仙名彩世)はうまいなーと思いました。やってみたかった役なんですよね。

その思い入れが伝わるようでした。

でも若干、れいちゃんの大海人との並びがしっくりこない感じしたかなぁ。

大人っぽいからねゆきちゃん。

中大兄の明日海様の方に並んでる時の方がしっくりきちゃったわけですが、

それはそれで正解というか

相手役ですからね。

 

 

中大兄の明日海様は

こわかったー

 

私たちのみりりんはどこ!?

って感じで冷徹王と名付けようかと思うくらい。

元々、額田なんでー!なんで中大兄にも惹かれてしまうんだー!

 

と思うくらい大海人派なので

いくら世界の恋人明日海りお(カサノヴァ混じってる)でも中大兄を素敵にするの厳しい…

でもまぁうん素敵とは思わないけど

額田の気持ちわからんでもないとは思えました。

 

だってあんなにこわいし強いのに

自分のことに関してだけは冷静でなくなって

ワガママボーイになるなんて

どこの闇の帝王かと思うじゃない?

まぁ仕方ないよね。

 

でもやっぱり私は大海人派だから

明日海さんの大海人バージョンがみたいなー

で、ちなつさんの「あなたがほしい」を聞かせてもらって、れいちゃんが乙羽映見ちゃんにすがりつくさまを見られると。

 

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