宝塚ぱんだ団〜2人の子ぱんだとヅカ好きぱんだ団長〜

北国の片隅から宝塚への愛を叫んだり、潰瘍性大腸炎の幼稚園児と食物アレルギーの気配の0歳児とのてんやわんやを綴ったりします

雪組の御曹司

雪組の『壬生義士伝/Music Revolution!』

のブルーレイをほぼ毎日見ています(暇か)

 

さすがに毎度全編は見られないので

チャプターを選んで見ますが

『壬生』の方はほぼ新撰組のシーンだけにすると短時間で済むうえ、

わりと話の筋が通っているというか違和感なく見られるのでおススメです。

 

鹿鳴館は、あーさの軍服とあやなちゃんの白衣とゆきのちゃんの美しさを愛でるためにある。つまり内容はないよう…)

 

さらに本当に時間ないときは

み〜ぶお〜かみーの歌のとことラストの「石を割って咲く花」のシーンだけ見たりしてます。

 

ちなみにラストじゃない方の

「石を割って咲く花」をのぞ様(望海風斗)が歌う出発の場面で

銀橋を歩いて振り返って

なんぶーのっジャン!

で菅笠?でサッと顔を隠すフリがすごく好きなのですが、

あのせっかくの(ある意味今回唯一の)わかりやすくカッコいい瞬間を何でアップにせず

わざわざ引きの映像にしたんでしょうね。

千秋楽はちゃんと寄ってたと思ったけど…

クリエイティブをもっとアーツしてくれよ(意味なんてない)と毎度ムカムカします。

 

あ!話が大幅にズレております。

 

ショーは頭から見て

ところどころ飛ばすくらいですが

やっぱり時間がひどくない時は

ガウチョ対スペイン兵を見て

カノン見て

黒燕尾見て

振りかえーれば君がいーるを確認します。

(言うほど焦っていない)

 

そう…何を隠そう

団長はもう一度

ひとこ(永久輝せあ)沼に落ちてしまったのです。 

 

もともとれいこひとこ愛好家だったんですが

今回はもう…ね。

 

だって

あの沖田総司は反則だよね?

伝家の宝刀ってやつ?

 

はじめくぅーん

だの

切っちゃいましょうか

だの

はじめくんの前でしか咳しないだの(ナウオンより)

 

楽しそうに人切ってみたかと思えば咳き込んで倒れたり

剣の稽古をする若手隊士をすんごい鋭い目で見下ろしていたり

 

何なんだ?私なんのツボを押されてしまったの?

よくわからないけど心鷲掴まれ目が離せないわけです。

 

結構前かられいこひとこれいこひとこと呪文のように唱えてきたわけですが

どちらかと言えばれいこちゃん(月城かなと)よりで見てきました。

できれば雪組に戻ってトップになってもらって

新人公演時代のように2番手ひとこちゃんで

和物見たいとずっと思っていました。

 

そ!れ!が!

出すの?出しちゃうの!?

雪組の御曹司を!

ひとこちゃんまで出しちゃうの?

 

もうこの夏大混乱ですよ。

まして花組でしょ。

全く私ごとですけど

真飛聖様も

明日海りお様も

それぞれ本当に大好きだったのに

花組行った途端

ガクンと興味を失ったんです。

(正確には明日海りお様は2番手時代に限ってあんまり…になっただけでその後は大好きですが)

 

御曹司で熱烈応援している人が花組へ…

はわたしにとっては鬼門というか

苦手意識があったんです。

 

でもね千秋楽を映画館で見守り

沖田総司からの

カノンでハツラツダンスしてーの

回りますっの気合の眼差しとか

ハンカチで涙を拭きながら見つめ

いつのまにか

花組行こうがどうしようが

もう一生ついて行くよ!応援する!

っていう次元に達していました。

 

そんなわけで組替えに少し前向きになりはしたんですが、

でもでも

あかちゃん(綺城ひか理)をすれ違いで移動させちゃうことは許せん。

ふわり。ゆんわり?ゆらり?まる?

スカステの番組であれだけ2人同じ舞台に立って芝居したいって言ってたのに!

あかちゃんの活躍のためにも一緒にいられないの仕方ないのかもしれないけど、

でも一作二作重ねてくれたってよかったじゃない。

そしたら2人の夢も叶うし、ひとこちゃんも心強いだろうし。

と恨みがましく思っています。

 

映像の話ばっかりしてますが

今回の壬生レボ

東京へ行って観劇してきました。

組替え発表後だったので

もうオペラはロックオンで常にひとこアングル。

あんまり記憶ないけど(ダメじゃん)

でも本当に行けてよかった。

雪組の永久輝せあを見られてよかったです。

 

 

あ、ブルーレイでもう一つ文句を思い出しました。

黒燕尾の後なんやかんや最高の流れがあった後、トップコンビのデュエットダンスの直前の場面ですよ!

銀橋に出て顔は後ろ向けながら片腕を客席側に伸ばして手先で来い来い的な動きをするじゃないですか。

あの時のアングル、ここは引こうよ!

あーさ(朝美絢)ひとこも映してくださいよ。

いや凪様(彩凪翔)とにわさん(組長)もいいんだけどさ。

長調べではあのシーンを引きにして

みんなのクイクイっを見せてくれたのは東京の初日映像だけです。

 

なんて文句言いながらもヘビーに見ているわけですが。

 

ツボもあるんですよ。

ショーでいったら

はじめの方で1人1人戦士たちが歌って歌い継いでの芝居風味の銀橋のところで

まあやちゃん(真彩希帆)がくるん!って回った時に思いのほかポニーテールがギュルン!って回ってそれが当たりそうになってビクンとするかちゃ(凪七瑠海)とか

 

ガウチョのぞ様をみんなで囲んで威嚇して

追い詰めた後

左側のひとこがめっちゃ満足気な顔してる(ように見える)とことか

 

先程文句を行った黒燕尾後の銀橋も

集まってきた時に隣り合っている

あーさひとこが目で会話してるところとかね。

 

しかし雪組の黒燕尾は本当尊いというか

世界遺産認定です。

揃って崩して煽ってウィンク!

ありがたやありがたや。

 

南部の地に住んでもうすぐ10年。

ずっと気持ち的に馴染めずにいたんですが

今回の雪組版『壬生義士伝』のおかげで

なんか私いいところに住んでるだなぁと思えるようになりました。

「南部の桜は石を割って咲きます!」

ってひらめちゃん(朝月希和)演じる大人みつが言うてましたが

みんなわかるとは思いますけど

盛岡の桜が全部石から咲いてるわけではないですよ。

一本だけです。(当たり前)

ただ石は割らなくても

ものすんごい寒さに耐えてやっと咲く北国の桜は格別美しいと思います。

 

雪組は次の大劇場のポスターも出て

どんどん次へ進んでますね。

さみしさと楽しみと。

全国ツアーは全く行けないけど

近くにも来ないし(東北以北は全国じゃない疑惑)

色々映像や情報が出るのを楽しみに今は『壬生レボ』を見て

生きのびようと思います。