宝塚ぱんだ団〜2人の子ぱんだとヅカ好きぱんだ団長〜

北国の片隅から宝塚への愛を叫んだり、潰瘍性大腸炎の幼稚園児と食物アレルギーの気配の0歳児とのてんやわんやを綴ったりします

宙の太陽〜宙組ライブビューイング〜

一週間近く経ってしまいましたが、宙組東京千秋楽のライブビューイング無事観に行けました。映画館とはいえ、トップさんの退団公演千秋楽をリアルタイムで見られるなんて、まぁまぁ長いヅカファン人生の中で初めてのことで、まるで夢を見てるようでした。(映像や音声の乱れが特に始まってすぐかなりありましたけど、あれは全国的なものだったのかしら。無駄に手に汗握ってしまった小心者。)

まだ立派な乳児であるところの息子(9ヶ月)と立派な口をきくけどまだ年少の娘の二人を相方(夫)に長時間預けていくのは申し訳なかったけど、せっかくの機会なのでがんばれパピー!と心で叫んでスタコラ行かせていただきました。(ひとでなし)

 

劇場には観に行っていないので、千秋楽にして初観劇となったわけですが、一度見ただけでちゃんとわかるストーリーでした(たまにワカラ〜ナイお芝居もありますけども)。音楽も舞台の雰囲気も、とにかく切なく美しくて、いいもの見たなと思いました。ホント。

始まる前、隣の席の方が箱ティッシュ持って来てるのを目にして、つい二度見しちゃったんですけど、見ていくうちに…わかったわ!泣くやつだねこれは。あなたのお気持ち、しかとわかりましたよ!…と思っていました。(集中しましょう)

そして音月桂さんの退団公演に悪阻やっほー状態で駆けつけたあの日を思い出したりしました。好きなトップさんの退団公演はそれでなくてもハンカチ必須ですけど、ウエクミ先生+ロシアの冬+時代の荒波(革命)+千秋楽=箱ティッシュ登場レベルの水分放出警報(目からも鼻からも)だなと。

とりあえずラスプーチンたちこわい。イリナはつくづくいい女。まどかちゃんきれいになったね。りんきらさんとすっしぃー組長の女役は発表時驚いたけど、迫力ある美しさが必要な配役だったと納得。真風…好きだ!ママ、ママ言っててまぁさまのためなら何でもするけど見た目壮絶男前な君が好きだ!あっきー好きだ!優しく穏やかで愛に溢れているけど軍人で、でも貴族でロイヤル感がふわふわ放たれっぱなしのあっきーが好きだ!…あれ途中から役名じゃなくなってるし(ロシアの名前難しい)最後好きだしか言ってない。ありさちゃんの歌声も好きだったな。しーちゃんもだけど。子アンネローゼと子ラインハルトの可愛くて綺麗な歌声は忘れないよ。

まぁさまドミトリーは、素敵。まぁさまというか、もうドミトリー本人に見えてきた。会ったことないけど。生きてる感じがした。そして重い世界観の中で苦しんで悩んでの役どころなのに、爽やかなの。颯爽と書いてまぁさまと読むことにしようか?ってくらい。特に千秋楽だからか、最後の歌の時とかの晴れやかな表情といったら(映像でアップだからよく見える)もうなんかありがとう!と思いましたよ。その笑顔が見られてよかった!って。スタコラして来たか甲斐があったよ!って。

ショーは口開けてたら終わってました。喉カラカラ。サヨナラショーはずっと顔が笑顔になってて合間合間に泣いてみたいにしてたら終わってました。本当にまぁさまは宙の太陽でした。楽しかった!

これ以上は厳しいなと退団者挨拶は聞かずに抜けてしまいましたが(出やすい席で助かりました)

外に出るとしんしんと雪が…ワイパーハイパーにしながら、暗い街を車で急ぐ私の頭の中では、まぁさまドミトリーの歌声が延々と響いてておりました。夜寝る前にiTunesで買って聴き直しました。で、ラストの影ソロずんちゃんだったんだって初めて気づきました。見てる時はまぁさまの声に似てるけど録音?いやちょっと違うか…と思っていたので。私の耳がパッパラパーなだけかもですが、回を重ねるごとにずんちゃんの気持ちがまぁさまドミトリーに近づいて、千秋楽には声まで似てきたりしたのかな、なんて思ったら、また泣けるという一粒で二度美味しい的な、一回の観劇(しかも映像)だけでしばらく余韻を味わい、さまざまな方向から楽しめるお得な人種、そうそれがヅカオタ、ヅカファンと呼ばれる者たちなのですから(なんの話だ)

 そして翌日の朝7時には千秋楽の模様をニュースで流してくれるスカステの仕事の早さに敬礼です。画質は悪いが仕事は早い。画質も上げてほしいけどね。でもありがとうスカステ。退団者挨拶を聞いてまた涙。次の宙組を思うまぁさまのあたたかさに、今後の宙組も任せてください!ゆりかは俺が守る!とよくわからない責任感が芽生えたマンデイでした。